斬るべきものは在る…斬るべきもの…目覚めるために。わかった…と思う。でも、もし違っていたら?
炭治郎は上記のように自問自答を繰り返し、遂には決断をしてピンチから脱出をします。
「どうしたらいいかわからない」「どうしようもない」と考えてしまう「思考の放棄癖」を解消する答えとその理由。
「答え」
答えや解決策と呼ばれるものは、
現状における仮説にすぎません。
しかし、
仮説さえあれば行動することができます。
仮説をもとに行動する過程で、
よりよい仮説も生まれてくるはずです。
とにかく考え、自分なりの解答を出してみる。
それだけで前進することができると思います。

「思考放棄の理由」思考放棄の理由は2つあると考えられそうです。
①自分の問題解決能力に自信がない。
自分自身の能力に対する自己評価を、
心理学では「エフィカシー」(自己効力感)
といいます。
「自分はこれだけのことができる」
という信念と言い換えてもいいと思います。
人は皆、炭治郎と同じように
問題に直面したとき、
無意識のうちに自己と対話をするようです。
このときエフィカシーが低ければ、
その問題はとても大きく
難しいと感じてしまうでしょう。
②ほんとうに問題が難しい
シンプルな問題ならともかく、
現代の私たちが直面する深刻な問題は、
専門家であっても
最適な答えを出すことが難しいと思われます。

とはいえ、「しかまないよ」と言って、諦めるわけにはいきません。
なんとかして
「どうしたらいいかわからない」
「どうしようもない」という問題を、
炭治郎のように断ち斬る必要があります。
そのためにまずは、
答えを出せることから出してみましょう。
今回の参考著書↓