炭治郎もやっていた、夢を叶える2つの行動のポイントと解説。
1.まず第一に「やりたいこと」であること
なぜ「やりたいこと」がいいのか?答えはシンプルで、自発的な行動は楽しいからです。逆に「やらなくてはならないこと」強制的な行動は、誰かの意思に従うことを意味します。
「生殺与奪の権を他人に握らせる」よりも、自分の意思で思い通りにしたほうが、有意義に時間を過ごせると思います。
「大岩を斬れ」というゴールは、鱗滝さんに命じられた「やらなくてはならないこと」ですが、「錆兎のように強くなりたい」「錆兎に勝ちたい」などは、良い悪いは抜きにして炭治郎が自主的に決めた「やりたいこと」です。
仏教では「幸せとは幻想でしかない」
という考え方を「空観」といいます。
もちろん、幸せだけでなく、
すべてのことが幻想だ
という考え方でもあります。
そして、
仮のゴール(目標・夢)を目指すことを
「仮観」といいます。
言葉の通り、
「仮の役割」を持たせるということです。

2.はるか遠くにゴールラインを設定すること
ゴールは遠くに設定すればするほど、それを達成する力が増すものです。「そんな夢は叶いっこない」「目の前のことに集中しなさい」など、誰に何を言われようと関係ありません。輪ゴムはひっぱるほど力が生まれ、ゆるめるほど力は弱くなるのです。
炭治郎が初めて錆兎に会った時は、どう考えてもかなわない相手でした。そんなとてつもなく強い錆兎のようになりたいという気持ちが、推進力となるのです。
いつも生き生きと
毎日を幸せに生きていくためには、
ゴールを設定し、
そのゴールが達成しそうになったら、
新しいゴールを作る……。
すなわち、
絶えずゴールを更新し続けることが
重要になってくるのです。
