
君にかかった呪いは 使い方次第で人を助けることもできる 力の使い方を学びなさい 全てを投げ出すのは それからでも遅くはないだろう ──五条悟

時間の捉え方を変えると、様々な認識を変化させることができるのです。
乙骨憂太は、祈本里香ちゃんに呪われていた訳ではなく、過去の記憶から作られた信念に呪われ、そのイメージを引きずり、本当は自分自身も変化しているのに、それを認めることができなかったり、無意識のうちに「過去の自分はダメだったから、未来の自分もダメだろう」と考え、それに応じたふるまいをしてしまったというところでしょう。

闇から抜け出すその①「時間軸」
「過去は、まったく関係ない」という考え方を身につけると、過去に縛られない人になれるのです。
ある日、あなたは友人と、回るお寿司屋さんに行きました。
すると、あなたのあまり好きではないマグロが流れてきました。
あなたはそのマグロをスルーします。
次に、あなたの好きなカッパ巻きが流れてきました。
あなたはそのお皿を取って、カッパ巻きを美味しそうに食べました。
ここで一緒に来ていた友人が、
「最初にマグロが流れてきたから、次にカッパ巻きが流れてきたんだね!」と言いました。
「え?そうなの?」
おそらくあなたは、友人の言葉に違和感をおぼえたはずです。

「マグロが流れてきたから、カッパ巻きが流れてきた。」
これが、
「過去が現在、未来をつくっている」
という時間軸での考え方です。
「過去→現在→未来」
あらゆる物事が玉突き的に生じるという考え方は、神様によってあらゆるものがつくられたというキリスト教的な考え方と言えそうです。
「当たり前だと思っていること」を疑うことで、新たな発見や考え方を身に付けることができるはずです。

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闇から抜け出すその②「未来が過去をつくる」
この時間軸での考え方は、先ほどの話とは反対に「過去は未来とまったく関係ない」というものです。
未来→現在→過去という時間軸では、カッパ巻きが流れてくる「未来」によって、美味しく食べているという「現在」がつくられ、「あのカッパ巻き美味しかったなぁ」という「過去」の思い出がつくられます。
これが、「未来が現在、過去をつくる」という時間軸での考え方です。
この考え方はアビダルマ仏教(もともとの仏教から分裂してできた仏教)では当たり前の考え方だそうです。
特に未来を考えるときは、「過去→現在→未来」という時間軸よりも、明るい未来を先にイメージして逆算をしていく「未来→現在→過去」というようにすれば、どんな現在も過去も、「明るい未来を作るために必要なことであった」と思えるようになるはずです。
つまり、「全てを投げ出す必要など最初からない」ということなのです。

呪術廻戦 0 眩しい闇:乙骨憂太も笑顔になる打開策「闇から抜け出す方法」|鈴木一弘 苫米地式コーチング認定コーチによる研究紹介|note
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