「五感組」とは、炭治郎を含む同期の剣士5人のことを言います。5人はそれぞれ五感に関わる特殊能力をもっています。
人にはそれぞれ優位な感覚があります。優位な感覚を意識的に使うことでIQが上がりやすくなり、頭もよくなるのです。
脳が情報を認識・伝達する際の、情報出入口のことを「モーダルチャンネル」と言います。
目、耳、鼻、口、手(皮膚)+言語などがモーダルチャンネルにあたります。自分の優位な感覚を知るために、簡単な「五感組チェックテスト」をしてみましょう。

【五感組チェックテスト】あなたの優位な五感は?
Q.あなたはレストランに行ったとき、
どのようなことが記憶に残りやすいですか?
①外装・内装、店員の服装や料理の色など
②店内の音、店員の声、他者の話し声など
③エントランス、店内や料理の匂いなど
④料理の味、飲み物の味など
⑤座り心地、食器の質感や肌ざわりなど
⑥店舗名の由来、総合的なサービスシステムなど
2つ気になる、
3つ気になるという場合は、
優位な感覚が多い人なのかもしれません。

①「視覚型」栗花落カナヲタイプ
カナヲは、
ものすごい動体視力を持っています。
無限城編では、
相手の全身の動きを見て
次の攻撃を予測するという
技を使いました。
【終ノ型 彼岸朱眼(ひがんしゅがん)】
全集中の呼吸の血流を目にあつめて、
視覚をパワーアップさせる奥義です。
カナヲタイプのあなたに適した
視覚のモーダルチャンネルを
強めるトレーニングは、
見たものや文章・数字など
あらゆることを色にたとえてみましょう。

②「聴覚型」我妻善逸タイプ
善逸といえば
眠っている時の爆発力ですが、
目を閉じていても
鬼と戦うことができるのは、
視覚を補うほどの聴覚があるからです。
さらに、聴こえてくる音によって、
相手の人柄や
心理状態を認識することができます。
音楽の耳コピも可能なようです。
善逸のように聴覚型のあなたが、
さらにその感覚を鍛えるには、
音で様々なことを
判断するトレーニングです。
まずはアーティストの名前を見て、
すぐにそのアーティストの楽曲を
頭のなかで流す訓練をしてみましょう。

③「嗅覚型」竈門炭治郎タイプ
獣並みの嗅覚で匂いを嗅ぎ分けて
危険を察知したり、
相手の人柄やウソを判断することも
できるようです。
「隙の糸」
修行により、
必殺のチャンスの間合いを
「隙の糸」として
嗅ぎ取れるようになりました。
炭治郎タイプの
あなたに合ったトレーニングは、
好きなアーティストの曲を
匂いで表現してみましょう。

④「味覚型」不死川玄弥タイプ
鬼を食べる事で
鬼の能力を得られる不死川玄弥は、
食べた鬼が強いほどその能力が上がります。
入隊してから数ヶ月で
背が20cmも伸びたのは、
鬼を食べたことが関係しているのでは?
と考えられています。
味覚型のあなたにオススメの
トレーニングは、
カフェやレストランの
メニューや写真を見て、
一瞬で味を想像してメニューを決める
という訓練です。
最短1秒でメニューを決められるように
トレーニングしてみましょう。

⑤「触覚型」嘴平伊之助タイプ
強力な触覚(皮膚感覚)を持つ伊之助は、
その感覚をもとに
相手の強さを感知したり、
空気を鋭く読むことができます。
相手との会話や心情なども、
文字通り「肌で感じている」ので、
口では荒々しい暴言を吐いていても
優しい一面を見せることがあります。
そんな触覚型のあなたを強くするには、
その場その場のシチュエーションで、
空気や雰囲気を感じ取り、
そのイメージを増強させる訓練をすると
いいかもしれません。
嫌な空気や雰囲気の場合は、
それを危険とみなして、
その場を立ち去るのも
わるくない判断だと思います。

⑥「言語型」竈門禰豆子タイプ
炭治郎の同期ではないですが、
五感組として扱われることがあります。
炭治郎と同じように、
禰豆子も鼻が利いたり、
意識を保つことさえ難しい鬼化をしても、
「人間を食べない」という言葉を
しっかりと守りつづけています。
そのあたりも踏まえて、
能力の総合的なレベルの高さから
「言語型」として位置づけをしました。
禰豆子タイプの人のトレーニングは、
あらゆる出来事や物を
「言葉」であらわすように
訓練してみるといいでしょう。
抽象的な音楽や絵画などを、
相手に伝わるぐらい鮮明に
あらわすことができるようになれば、
作家にだって簡単になれるかもしれません。
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