
「炭治郎 呼吸だ 息を整えて ヒノカミ様になりきるんだ」
上記のセリフは第39話 走馬燈の中 にて、炭治郎がピンチの時に、父 炭十郎の言葉を思い出したシーンです。
ハッタリでも「なりたい自分」を徹底的に演じきれば、無意識の抵抗ですら跳ねのけることができるのです。
「なりたい自分」になるには、無意識の抵抗をいかに消し去るかがカギとなるようです。
上記の場合、炭治郎の「なりたい自分」は、「ピンチを脱することのできる自分」であり、「ヒノカミ神楽を舞える自分」です。
以前、父の炭十郎は炭治郎に、ヒノカミ神楽を舞うには「ヒノカミ様になりきるんだ」と、機能脳科学的にも非常に的確なアドバイスをしていたのでした。

「なりたいのになれない」原因のひとつに、無意識の心理的な抵抗があります。人間は、「変わる」ことに対して防御をしてしまう生きものなのです。
無意識の抵抗を例にあげると、、
カウンセリングなどにあと1,2回行けば良くなるのに通院をしなくなったり、
バイトの面接に行けば来月からお小遣いが増えるのに、お腹が痛くなって面接を断念したりと、
良くも悪くも「変化」をしようとする時に出てくるやつ、それが「無意識の抵抗」です。

無意識の抵抗を克服するのに一番有効なのは、演技をすることです。下手でも何でも気にせず演じる。自分とはまったく違うキャラクターになりきることが重要なのです。
認知科学や機能脳科学的に考察すると、炭治郎が心からヒノカミ様になりきれば、無意識の抵抗を跳ねのけて、いまの炭治郎という役割(役)からヒノカミ様という役割に変化します。
それと同時に周囲も炭治郎のことを「ヒノカミ様だ!ヒノカミ様ならヒノカミ神楽が舞えて当然だ!」というように変化していくのです。
「自分を変えたい」と思っている人は、炭治郎と同じように「なりきってみる」と良いように思います。

なりきるコツは「設定」「脚本」「アバター」です。
なりきる自分の人格、性格、判断基準、細かな動作や立ち居振る舞いなどは当たり前のこと、服装など外見も設定をしてみましょう。
その際、いまの自分の好き嫌いは一切排除することがポイントです。
人はその場その場で何人もの人格や性格を持っていていいはずです。
職場、プライベート、好きな人の前、タクシーに乗ってる時など演じるキャラクターは無数です。疲れたら家に帰って素に戻ればOKです。

鬼滅の刃:竈門炭治郎から学ぶ。なりきることで、なる方法。|鈴木一弘 苫米地式コーチング認定コーチによる研究紹介|note
「炭治郎呼吸だ息を整えてヒノカミ様になりきるんだ」 上記のセリフは第39話走馬燈の中にて、炭治郎がピンチの時に、父炭十郎の言葉を思い出したシーンです。 ハッタリでも「なりたい自分」を徹底的に演じきれば、無意識の抵抗ですら跳ねのけることができるのです。 「なりたい自分」になるには、無意識の抵抗をいかに消し去るかがカ...
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