

「オマエは強いから人を助けろ。手の届く範囲でいい、救えるヤツは救っとけ。迷っても感謝されなくてもとにかく助けてやれ。オマエは大勢に囲まれて死ね。俺みたいにはなるなよ」
上記のセリフは、病床であった虎杖倭助が、孫の虎杖悠仁に告げた最後の言葉です。

欲望は小さくしようとするのではなく、むしろ大きくすることが、解決策になるかもしれません。
「自分だけが幸せならそれでいいぜ!」このようなスクナ的考えの人は、意外に多いのかもしれません。
そのような利己的な考えを「欲望が強い」とか「煩悩」と言い、一般的には「あまり良い考えではない」と認識さているようです。
反対に「他人を幸せにしよう!」という、利他的なイタドリ的考えの人は、意外に少ないことでしょう。

それでは「自分だけが幸せならそれでいいぜ!」という考えをパッと頭から無くして、すぐに「他人を幸せにしよう!」と考えられるでしょうか?
虎杖悠仁のように強い心と両面宿儺に対する耐性を持っていれば、すぐに「他人を幸せにしよう!」このように決意できるかもしれませんが、
「自分だけが幸せならそれでいいぜ!」と強く思っている人は、それを反対の「他人を幸せにしよう!」という考えに変化させることが難しいはずです。

そこで使える方法が、「煩悩を飲み込んで大きく包む」という必殺技です。
「自分だけが幸せならそれでいいぜ!」というスクナ的考えをむりやり切り替えるのではなく、虎杖悠仁のように思い切って飲み込んでしまいましょう。
ある意味で「自分だけ」というスクナ的考えは、ちっぽけな考えです。
ちっぽけな考えでは、きっとちっぽけなことしかできないはずです。
そんな煩悩はごくんと飲み込んで、むしろ大きく虎杖悠仁のように包んでいきます。
自分だけが幸せに、、ではなく、
友達や家族、隣りにいる人、
近所に住んでいる人、
地域の人、日本にいる人、
アジアの人たち、地球にいる人全員、
「すべての人たちが幸せになればいいぜ!」
というように、飲み込んで大きく包んでしまえば、スクナ的考えを超えてイタドリ的考えに変化するのです。
そうすれば、ちっぽけな煩悩にとらわれることなく、自分の人生も他人の人生も豊かにすることができるはずです。


呪術廻戦:あなたはどっち?スクナ的考えと、イタドリ的考え。|鈴木一弘 苫米地式コーチング認定コーチによる研究紹介|note
「オマエは強いから人を助けろ。手の届く範囲でいい、救えるヤツは救っとけ。迷っても感謝されなくてもとにかく助けてやれ。オマエは大勢に囲まれて死ね。俺みたいにはなるなよ」 上記のセリフは、病床であった虎杖倭助が、孫の虎杖悠仁に告げた最後の言葉です。 欲望は小さくしようとするのではなく、むしろ大きくすることが、解決策...
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