

ジャンプ+|「【推しの子】」の検索結果
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原作担当の赤坂アカにとって4作品目。作画担当の横槍メンゴにとっては6作目となります。
赤坂アカは『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』連載中のため、異例の2作品同時週刊連載となっています。
「推し」とは、、
アイドルファンなどの間で「応援している人」を意味しており、本作のタイトルには「推していたアイドルの子供に転生する」という意味が込められているようです。

斬新な転生もの
ファンタジー設定、現代社会や芸能界の闇、サスペンスなどの要素が本作の特徴で、その斬新なストーリーと設定が話題を呼び、連載直後から『週刊ヤングジャンプ』『少年ジャンププラス』で大反響を呼びました。
本作1巻は、2020年7月1日〜9月30日に発売された単行本第1巻としては、同期間に日本でもっとも売れた作品となり、2021年4月時点で単行本の累計発行部数は100万部を突破しているそうです。
闇は「せまい世界」に多い
ブログタイトルには「芸能界の闇」と記載していますが、「一般社会」にも闇は存在しています。なぜならば、環境も闇も人がつくるものだからです。
普通に考えたら「ありえない」「パワハラが過ぎる」というような上司や権力者の発言は、なぜ発生してしまうのでしょうか?
それはおそらく、「せまい世界」にこれからご紹介するいくつかの要素が合致してしまうからです。
本来は良い人だったはずなのに、せまい世界の中で闇の要素が重なり、いつしか凶悪な闇の住人へと変貌して、私たちに牙をむくようになるのです。

せまい世界+地位や権力
ノースウェスタン大学のアダム・ガリンスキーたちの研究によると、人は「権力を持った」と意識をするだけでも、状況や感情を無視しやすくなり、他人に厳しく自分に甘く自己中心的になるということです。
せまい世界で権力に溺れてしまった闇の住人は、権力さえあれば自分は何でも許されると思い込み、反対に権力のない他人に少しでも落ち度があれば、それを徹底的に批判してしまうので厄介です。

せまい世界+高収入
香港理工大学の研究では、人はお金のことを考えるだけで感情を隠すようになり、人との繋がりを避けるようになるということが分かっています。
そもそも感情を隠すような人は怖いですし、本人も人を避けますので、人助けのような利他的な行為についても無関心になってしまうことでしょう。
せまい世界でお金に取り憑かれてしまうと、「お金さえあれば他人はどうなってもいい」このように、危険な性格変貌を遂げた近寄りがたい闇の住人となるのです。

せまい世界+騙し
せまい世界で騙し合いを繰り返すと、人は信じる心を失います。
ピッツバーグ大学の研究では、信じる心を失った人は言い訳が増え、自分がしたこともしていないと否定して、とぼけるようになるということです。
せまい世界で騙し騙されつづけて信頼心を失った闇の住人は、正面から人とコミュニケーションをとることができなくなり、心からのお礼やお詫びですら、できなくなってしまうのです。
闇の住人になるか否かは環境次第
ということが心理学の研究でわかっているそうです。とはいえ、環境をつくるのも、その環境を選んで身を置くという選択をするのも人間です。
認知科学では、人は認識や意識さえできていれば、そのものを拒絶したり、それ以外を選んだりすることができると理解されています。
おそらく闇の住人は、「知らず知らずのうちに」「無意識のうちに」その闇に飲み込まれてしまった可能性が高いのだと思います。皆様も、お気をつけて。

『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカが原作の【推しの子】と芸能界の闇について#推しの子 #赤坂アカ #少年ジャンププラス #ヤングジャンプ #芸能界 #認知科学 #心理学@KazuhiroSuzukiX #note https://t.co/G5WOB7bmxb
— 苫米地式コーチング認定コーチによる研究紹介・アニメ解説 (@K_Suzuki_) May 13, 2021
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