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アネモネの神話、語源、成分

4月の誕生花と花言葉

アネモネは、4月2日の誕生花です。

花言葉は、「期待」「あなたを信じて待つ」となっています。

アネモネの開花

風の花 アネモネ

アネモネは、キンポウゲ科、イチリンソウ属の多年草です。イチリンソウ属は、英語圏では一般的にウインドフラワー(wind flower)と呼ばれているそうです。

和名はボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)、ベニバナオキナグサ(紅花翁草)です。

アネモネは広い意味での分類で、200種類にも及びます。

オックスフォード英語辞典によると、ギリシャ語のアネモネ(ἀνεμώνη)は、風の娘を意味するそうです。

イスラエルの国花は、2013年にシクラメンからアネモネなっています。

ギリシャ神話をローマの詩人オウィディウスがオリジナルストーリーにした”変身物語”は、アフロディーテ(ヴィーナス)が可愛がっていたアドニスが、イノシシに襲われて亡くなってしまうという悲しいストーリーです。

その時アドニスが流した血とアフロディーテ(ヴィーナス)の涙が混ざりあって、アネモネが生まれたという話があります。

アフロディーテ(ヴィーナス)とアドニス

アドニスの名は、福寿草(adonis)を意味していることなども含めて、春のそよ風の到来と愛する人の死は、古典的な物語の二重構造となります。

また、アネモネなどイチリンソウ属は、風によって簡単に吹き飛ばされる可能性のある花びらの脆弱性を指すものとして、風の花(wind flower)という名前や、語源に風が関係しているという説があります。

アネモネの成分アネモニン

ほぼすべてのアネモネにはプロトアネモニンという成分が含まれているそうです。

アネモネの茎などから出た汁などに触れると、プロトアネモニンによって皮膚や粘膜に炎症を起こすことがあります。

このプロトアネモニンは、日干しをすることによってアネモニンに変化し、刺激性や発泡性が無くなります。

アネモニンは抗菌、血糖降下、鎮痛作用のある生薬イレイセン(威霊仙)などにも含まれています。

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